上野に用があり、ついでに近くの湯島天神の梅を暫し楽しんだ。約300本の８割が白梅で、3割ほどの開花だった。湯島の梅の7､８割を占めるのが白加賀。画像は順に藤牡丹枝垂れ、月影（萼（がく）は緑）、十郎（白の一重）、白難波。
湯島天神、亀戸天神、谷保天満宮（国立市）の三か所の神社をまとめて「江戸三大天神」。谷保天満宮は知らないが、湯島は亀戸の3分の1程度の広さである。
「天神信仰」は菅原道真の霊に対する信仰。天神は地神（くにつかみ）に対する「あまつかみ」で、特定の神を指すものではなかったが、菅原道真が雷神信仰と結びつき、やがて、彼の学問に対する偉大な事績やその人柄から、文学、詩歌、書道、学問、芸能の神として崇められるようになった。
