イジュの花

 イジュ(伊集)はツバキ科の植物で常緑高木。樹高20mにもなる木で、梅雨時期に梅に似た白い花が咲く。花はほんのりあまい香りがある。新芽は赤く、葉は長楕円形で、先が尖っている(画像)。梅雨に咲く美しい白い花が「イジュの花」。その花は沖縄の歌「琉歌」にも歌われていて、沖縄や石垣島の人にとっては身近な植物である。清楚な白い花を咲かせるイジュの花は、梅雨の花とも呼ばれる。

*ツバキ科のヒメツバキは初夏に白い花をつける。小笠原ではヒメツバキ、沖縄では非常によく似たものがイジュ。だが、分類上二つが別種、あるいは同種、さらには同種内の別亜種とする説もある。

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