春のミツバチ

 春の花が咲き始めると、ミツバチは花粉や蜜を集め始めます。自分の体重の半分ほどの蜜を一度に持ち帰り、すぐにまた花を探して飛び立つという忙しい日々を過ごします。ミツバチは春、花の蜜が出る頃に巣の外での仕事を始めます。働きバチたちが花の蜜を集め、女王バチはたくさんの卵を産みます。春から夏が巣の最繁期です。ぐんぐんと働きバチの数を増やし、花の蜜を集め、はちみつを作ります。

 春は分蜂(ぶんぽう)の季節でもあります。分蜂はハチの数が増えて巣が手狭になると、女王バチが働きバチを半分ほど連れ、新たな住処を目指して旅立ちます。ミツバチにとっては、自分たちの遺伝子を広めることですが、養蜂家にとっては突然巣の半分のミツバチがどこかに行ってしまうことなのです。

 画像はネコヤナギとツバキの花の蜜を集めるミツバチです。