スィートアリッサムの花たち

 スィートアリッサムLobularia maritima)は地中海沿岸部原産の多年草。現在は温帯の広い地域に帰化しています。「アリッサム」の名前で呼ばれることがありますが、これはスイートアリッサムが以前アリッサム属に分類されていた名残。現在はアリッサム属から分離したニワナズナ(ロブラリア)属に分類されていて、正確な属名での呼び名は「ロブラリア」になります。

 スイートアリッサムは白色の小さな花が集まって咲き、ほんのりと甘い香りがあります。枝が横へ広がり、カーペット状になるスイートアリッサムは、寄せ植えの前面に利用され、花束のカスミソウのような役割を持っています。園芸品種には赤や紫、ピンク、オレンジ色などの花色もあります。

 和名の「ニワナズナ(庭薺)」は葉の形が薺(ナズナ)に似ていることに由来します。