秋が深まり、セイタカアワダチソウの黄色い花も終わりに近づき出していますが、近くの空地ではまだ輝きを見せつけています。数輪のセイタカアワダチソウが温かい秋の陽の光を受けている中で、目をやれば、黄色の小さな花たちに小さなハエやハチが群がっています。蜜を手に入れようとやってきたに違いありません。
ツチバチ科のヒメハラナガツチバチ(Campsomeris annulata)は普通に見られるツチバチです。ヒメハラナガツチバチは土の中のコガネムシ類の幼虫を見つけて麻酔し、土の中に空室をつくり、コガネムシ類の幼虫を置いて卵を産みつけます。狩り蜂ですが、ツチバチの仲間は攻撃性が低く、観察しても恐怖を感じることはありません。花に集まる温厚な土蜂で、セイタカアワダチソウの花に夢中な様子がよくわかります。


