アップルミント:花と蜂

 アップルミントはミントの品種の一つで、地中海沿岸から西アジアに分布し、シソ科ハッカ属のハーブです。草丈は20~100cmほどに生長し、葉が丸いことから、和名は「マルバハッカ(丸葉薄荷)」。リンゴとミントを混ぜあわせたような甘い香りが特徴。花は白か淡いピンク色で、今咲いています。湾岸地域では花壇から野生化したアップルミントがあちこちにみられます。

 そのアップルミントの花に来ているのがキオビツチバチ (黄帯土蜂)。キオビツツバチは腹に二つ黄色い帯状の紋のあるハチ。画像はメスで、オスはその名前の通り黄色の模様が帯のようにつながり、触角が長いのが特徴です。成虫は花に集まりますが、幼虫はコガネムシなどの幼虫をエサにしています。