昨日ソヨゴの赤い実について記したが、「冬青」の読み方は「そよご」、そして「とうせい」の両方があり、いずれも正しい。冬青(そよご)は「モチノキ科の常緑低木」であり、冬青(とうせい)は「冬青(そよご)の別名、モチノキの別名」である。また、冬の青空を「冬青」とも言うようだが、定かではない。冬青の「青」は冬の緑も意味している。
「冬青」を探していると、『冬青集(とうせいしゅう)』が見つかる。それも二つある。矢島渚男の句集『冬青集』と、大野林火の『冬青集』である。大野の句集は1940年、矢島の句集は2016年で、第50回蛇笏賞を受賞している。
矢島渚男 あゝといひて 吾を生みしか 大寒に

