オオキバナカタバミ

 オオキバナカタバミ(大黄花片喰)は、冬から秋にかけてカタバミによく似た黄色い大きな花を咲かせます。カタバミ科カタバミ属の多年草で、葉は根生葉だけで緑色地に紫褐色の斑点が点在します。オオキバナカタバミカタバミの異なる点は、オオキバナカタバミの葉には紫色の斑点があること、葉が地面から生える根生葉であること、花径が大きいことです。
 原産地は南アフリカで、草丈は15~30cmほどで、明治時代に観賞用に意図的に導入されたものが野生化していて、既に今頃あちこちで咲き出しています。オオキバナカタバミは野外で繁殖し、帰化に成功した植物で、雑草のような生命力で繁殖します。花の色はレモンイエローで美しく、地をはうような葉っぱが冬の地面を覆い隠してくれます。

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