2023-05-31から1日間の記事一覧

クレロデンドルム・ブルーウィングの花(2)

クレロデンドルム・ブルーウィングについて既に記しました。その姿は単に綺麗という訳ではなく、怪しげな暗示に満ちています。学名のClerodendrumはギリシア語の「cleros(運命)」と「dendron(樹木)」に由来し、呪術に使われていたことに由来すると書きま…

クレロデンドルム・ブルーウィングの花(2)

クレロデンドルム・ブルーウィングについて既に記しました。その姿は単に綺麗という訳ではなく、怪しげな暗示に満ちています。学名のClerodendrumはギリシア語の「cleros(運命)」と「dendron(樹木)」に由来し、呪術に使われていたことに由来すると書きま…

クレロデンドルム・ブルーウィングの花

クレロデンドルム・ブルーウィングはクマツヅラ科の非耐寒性常緑低木。5月~9月頃に青い蝶が羽を広げているような小さな花を咲かせます。雄しべも雌しべもカールしていて、その花姿から青い妖精、ブルーバタフライブッシュなどと呼ばれています。 でも、その…

フェイジョワとドクダミとテントウムシ(昨夜のものの改訂版)

私の哺乳類に対する常識は昆虫に対する常識とは随分違っている。哺乳類に対する常識には私自身の経験が入っているのだが、幼虫、蛹、成虫と変態する昆虫の成長を自ら経験することができず、私のような哺乳類にはその成長を経験し、実感することができない。…

リクニス・コロナリアの花

シルバーリーフとなれば、シロタエギクとフランネルソウが今風の流行。湾岸地域でもこれら二つが目立っています。 ナデシコ科のリクニス・コロナリアはアフリカ北西部、ヨーロッパ南東部から中央アジアなどが原産地で、その外観から「フランネルソウ」と呼ば…

ビワの実

ビワは実が主役であることを私に印象づけたのは坪田譲二の童話「ビワの実」。そこには樵の金十のビワを食べる体験と、ビワの木の再生が描かれている。 ビワ、アンズ、ウメ、モモ、サクランボなどのバラ科植物の種子や未熟な果実の部分には天然の有害物質(シ…