2020-08-15から1日間の記事一覧

中国の仏教

中国に入ってきた仏教に対する最初の仕事は、経典の中国語への翻訳。インド人翻訳家の鳩摩羅什や玄奘三蔵が色んな経典を翻訳しました。玄奘三蔵は翻訳だけでなく、仏教の資料も輸入しました。彼は三蔵法師として『西遊記』の主人公になり、孫悟空や猪八戒と…

釈迦の仏教から大乗仏教へ

聖徳太子以来、日本で最も親しまれてきた大乗経典と言えば『法華経』。インドでは西暦1世紀前後に新しい宗教改革運動として大乗仏教が起こります。大乗仏教は自らの思想を表現し、布教するために新しい経典をたくさん創作しました。大乗仏教の改革者たちは新…

カリンの実

カリン(花梨)は、バラ科のカリン属の落葉高木。春にカリンの花を紹介した。今は既に実が大きくなっている。その実はカリン酒などの原料になる。カリン属に近縁なのがマルメロで、その実もカリンによく似ているが、マルメロの方がややでこぼこで丸型なので…