ソケイの白い花

 ソケイ(素馨)はモクセイ科ソケイ属の植物。英名はRoyal jasmine。南アジア原産のモクセイ科の半つる性植物。ソケイが中国から日本に渡来したのは1819(文政2)年。

 夏から秋にかけて咲く花は香りが強く、観賞用の鉢植えも流通している。ソケイと言っても通用せず、普通はジャスミンと呼ばれている。花から採取される香油もジャスミンで、香料としてヨーロッパや中近東では商業的な栽培がなされている。ジャスミンの花で緑茶を香りづけしたのがジャスミンティー。

 開花は7月から11月と長い。花の後には丸い実ができ、黒く熟す。