その白い花はシャラノキ(ナツツバキ、最後の画像)の花によく似ています。そのため、和名は「ジョウリョクシャラ(常緑沙羅)」。ツバキ科のゴードニア・ラシアンサス(Gorodonia lasianthus)は北アメリカ原産の常緑高木で、ツバキやサザンカのような白花をつけます。白い花が次から次へと一日交替で咲きます。別名は「台湾椿」で、花の落ち方はサザンカではなく、ツバキと同じです(画像)。
ゴードニアはJR有楽町駅の日比谷口を出た辺りから街路樹として植えられていて、三菱1号館美術館の辺りまで続きます。画像は台場のゴードニアの花で、かなり大きな木であることがわかります。