2月中旬なのにルピナスの花が咲き始めています。ルピナスは藤の花を逆さにしたような小さな花をたくさん咲かせるマメ科植物。天に向かって下から順に花を咲かせる様子から、「昇り藤」、「立藤」、「逆さ藤」という別名があります。また、葉の形がうちわに似ているので、「ハウチワマメ(葉団扇豆)」と呼ばれることもあります。花の後、さやに入った豆ができることから名づけられました。「Lupinus」はオオカミを意味するラテン語「lupus」に由来し、荒地でも育つ「ルピナス」の生命力を表しています。
藤の花は青紫色ですが、ルピナスの花色は、赤やピンク、紫、黄色など豊富です。南北アメリカ原産で、世界中に200種類以上分布しています。花は春から初夏にかけて開花します。