カサバルピナスの花と実

 カサバルピナス(傘葉ルピナス)は緑の肥料として、そして園芸種として利用されてきました。花には蜜がありませんが、葉がたんぱく質や脂肪を含むため、昆虫を引きつけます。

 カサバルピナス南ヨーロッパ原産のマメ科一年草。葉が傘を広げたような形をしていて、そのため「傘葉ルピナス」となりました。茎は直立して花は下から咲き上がり、穂状になります。開花は4月下旬~6月頃で、青紫色の花に白が混じります。

 花を咲かせた後に、鞘ができます。大きな種(=豆)も毛が生え、マメ科の植物であることがよくわかります。