モッコクの実

 近くの学校の庭木として数本植えられているモッコク(木斛)は、モッコク科の常緑高木。江戸五木の一つであり、モチノキやマツと並び「庭木の王」と称されてきた。葉が美しく樹形が整うため、庭によく植えられる。また、材は堅く美しい赤褐色をおび、床柱のような建材、櫛などの木工品の素材として用いられる。

 岩の上や大木に着生するセッコク(石斛)の花は赤紫がかった白の花弁で、よい香りがするが、その花のような香りがする「木」であることから「木斛」の名前になった。その丸い実は秋に赤くなるが、ちょうど今が見頃になっている(画像)。

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モッコクの花

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