2023-10-28から1日間の記事一覧

モチノキの実

湾岸地域にはモチノキとその仲間、つまり、モチノキ科モチノキ属の常緑高木がたくさんあります。樹皮から鳥糯(とりもち)が採れるため、モチノキと呼ばれるようになったのですが、日本語の「もち」は鳥糯のこと。現在は鳥類の捕獲に鳥糯を使うことは禁止さ…

マルバアメリカアサガオの花

10月も終わりに近く、そろそろ花が少なくなってきたのがヒルガオ科のマルバアメリカアサガオ(丸葉亜米利加朝顔)。 マルバアメリカアサガオの花はマメアサガオの2倍以上あるが、それでも随分小さく、普通のアサガオの半分ほどしかない。花の色はノアサガオ…

ツルマメの花と実

ツルマメ(Glycine soja)はマメ科ダイズ属の一年草で、蔓植物。別名はノマメ。ダイズの原種とされるツルマメは、道ばた、野原などに生えています。大豆の原種といっても、ツルマメと大豆はかなり姿形が違います。畑の大豆は直立していて、茎は太いのですが…

歩道のトノサマバッタ

私が湾岸地域でトノサマバッタ(殿様飛蝗)を見たのはこれが初めてである。草の繁る空き地から歩道に飛び出してきたのだ。バッタを見ながら、子供の頃の野原が急に記憶の中から浮かび上がってくる。田舎の原っぱには色んな昆虫が棲む世界が確かにあった。 ト…