ラナンキュラス ラックス(Ranunculus Rax)はラナンキュラスの異種間交配で生まれた品種。花弁はシルクのような艶やかさがあり、光にあたるとキラキラと光り、咲き進むにつれてメタリックな質感が現れてきます。
学名が呪文のようなラナンキュラス ラックスの和名は「ハナキンポウゲ」で、「キンポウゲ(金鳳花)」はどこかで聞いたことのある懐かしい花の名前。キンポウゲ科の花は総じて美しい。例えば、アネモネ、クリスマスローズ、オキナグサ、オダマキ、クレマチスなど・・・。「美しいものには毒がある」ことの実例がこの科の面々で、なかでもトリカブトは、ドクウツギ、ドクゼリと並んで日本三大有毒植物。有毒成分はアルカロイドのアコニチンとメサコニチン、アコニンなどで、毒性が強い。むろん、上記の植物のいずれも有毒。