アフリカアヤメの花:再訪

 アフリカアヤメ(アフリカ・アイリス、阿弗利加菖蒲)はアフリカのエチオピアから南アフリカ原産で、アヤメ科ディエテス属の常緑多年草。春から夏に細長い花茎を出し、茎頂に白い6弁花を咲かせます。3枚の外花被片に太い黄色の斑紋が入り、3枚の花被片には黄色い模様が入りません(画像)。外花被片の上部に薄紫色の3枚の内花被片があり、中央部分は濃紫色をしています。学名はDietes iridioides、「iridioides」は「アヤメ属に似た」という意味。

 既にアヤメ科のディエテス・ビコロル、アフリカアヤメについて記しました。色々調べていると、Dietes grandifloraという種名もよく出てきます。その名の通り、草丈は1.5mにもなり、また、直径約10cmもの大きな花が咲き、その花模様はアフリカアヤメによく似ています。今は花菖蒲の花があちこちで咲いていますが、南アフリカのディエテス・ビコロルやアフリカアヤメの花と見比べながら、アヤメ科の花を楽しんで下さい。

ディエテス

ハナショウブ