フレンチラベンダーの苞葉

 地中海沿岸から北アフリカが原産のフレンチラベンダーの花はとても特徴的で、細く伸びた茎の先端に稲穂状に花がつきます(画像)。最大の特徴は花穂の先についた葉で、緑色ではなく、紫色や白色です(画像は紫色)。この葉は細長い花びらにも見えます。これは苞葉(ほうよう)で、花穂を守るために葉っぱが変異したもの。4枚ほどの苞葉が花穂の先端についています。

 フレンチラベンダーの香りはローズマリーに近く、花が散った後も苞葉が残り、長い期間鑑賞できます。