ウエストリンギアの花

 ウエストリンギアは、オーストラリア原産のシソ科常緑低木。ウエストリンギアはその姿から「オーストラリアン・ローズマリー」と呼ばれていますが、葉に香りはありません。白花と薄紫の花があります(画像は薄紫)。花は四季咲きで、真夏と真冬以外はローズマリーに似た小さな紫色の花をずっと咲かせ、楽しませてくれます。

 オーストラリアの海岸部を生息地とするため、海水によって塩分濃度が高くなった土壌にも強く、潮避けや風よけとしても利用されています。砂地でも育つほど強く、また潮風にも耐えうるほど丈夫です。生け垣として使うことができ、とても育てやすいのが特徴です。