ハナミズキの赤い実

 ハナミズキ(花水木)は、ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木。ハナミズキの名は、ミズキの仲間で花が目立つことに由来する。また、別名のアメリヤマボウシの名は日本の近縁種のヤマボウシに似ていることから。

 ハナミズキは北アメリカ原産でアメリカを代表する花の一つです。ハナミズキが日本へ入ってきたのは明治時代。ワシントンにソメイヨシノを送った返礼として日本にやってきました。白や赤のハナミズキの花は4月から5月にかけて開花します。

 子供の頃ハナミズキを見た記憶がなく、中年になって急にハナミズキが増え、今ではどこでも見ることができます。

 赤くつやつやしたハナミズキの実は、冬に向かう街並みの中で鮮やかに目立ちます。あまりにもつやつやしているのでとても美味しそうですが、渋みが強く、私たちにはおいしくありません。10月13日に書いたヤマボウシの実(画像)がジャムにすると美味しいのとは好対照です。でも、鳥たちには人気で、ヒヨドリムクドリオナガなどが好んで食べます。

f:id:huukyou:20211020050305j:plain

f:id:huukyou:20211020050327j:plain

f:id:huukyou:20211020050342j:plain

f:id:huukyou:20211020050402j:plain

ヤマボウシ