セイヨウアブラナの花

 「菜の花」はアブラナ科アブラナ属で、「野菜の花」から「菜の花」になり、スーパーなどで販売されている食用の花を指しています。ビタミンCやミネラルが豊富な緑黄野菜で、私の好物の一つです。一方、河川敷に咲く菜の花はセイヨウカラシナかセイヨウアブラナで、画像はセイヨウアブラナです。春、一面に広がる菜の花畑は壮観で、代表的な春の風物詩です。開花時期は2月から5月の間です。

 作物としては油菜(アブラナ)、菜種(ナタネ)などの名称で知られています。 中国には紀元前に既に伝播していたようで、日本にも奈良時代までには中国から渡来し、野菜や油料作物として広く栽培されてきました。でも、現在栽培されているものはセイヨウアブラナで、かつて栽培されていたものとは種類が異なります。 アブラナは種子から油を採る植物に対する総称ですが、日本でかって栽培されていたアブラナ(和種)とヨーロッパで栽培されていたセイヨウアブラナ(洋種)に分けられます。

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