ハボタンの葉

 ハボタン(葉牡丹 )はアブラナ科アブラナ属の多年草。ヨーロッパを原産とし、日本には江戸時代に入ったと言われています。葉を牡丹の花に見立てたことから命名されました。当初は食用野菜でしたが、やがて観賞用の植物として改良されるようになりました。ハボタンは日本を中心に品種改良が進み、江戸時代から東京で改良されてきた丸葉系、明治中期に名古屋地方で縮緬系ケールを交配して改良された縮緬(ちりめん)系、戦後大阪地方でつくり出された大阪丸葉系、1977年に発表された切れ葉系、さらにメキャベツ(芽キャベツ)と交配してつくられた系統などがあります。
 冬の花壇に欠かせないハボタンですが、最近では矮性種をはじめ、品種の幅が増え、寄せ植えや正月飾りなど多様な使い方で楽しまれています。色づいた葉を楽しむのがハボタンですが、暖かくなると茎が伸びてきて菜の花のような黄色い花を咲かせます。

*白いハボタンはフレアホワイト

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