自粛して日曜に家に閉じこもる人の退屈しのぎのために

 次のAとBについて子供たちと一緒に考えてみてほしい。

 

A日本とドイツの対策がPCR検査に関して正反対で、いずれが正しいのか相変わらず議論が続いている。できるだけ多くの人に検査を実施し、感染状況のデータを重視するドイツに対し、重症者に対する検査を中心に医療崩壊を防ごうというのが日本。テレビのコメンテーターたち好みの話題に成り下がっていて、誰も今のところは正解を知らない。そこで、

(1)新型コロナウイルスの感染者は発症すると、すぐに重症化が始まる

(2)新型コロナウイルスの感染者は6割が発症する

という言明がそれぞれ、あるいは共に正しいとしたなら、PCR検査のやり方についての考えはどのように変わるだろうか、あるいは変わらないだろうか。

 

B小中高の新学期の授業は始まることになっているが、多くの大学は新学期のスタートを遅らせようとしている。諸外国ではほぼ休校で、オンラインの授業などが考えられている。このような場合の教育となれば、昔からあって誰も言及しないのが通信教育。既に多くの大学通信教育でオンラインの授業が行われている。軽んじられてきた通信教育を見直す良い機会にならないだろうか。