シュウメイギクとヨトウムシ

 シュウメイギクはキクの仲間ではなく、キンポウゲ科アネモネ属の多年草で、アネモネの仲間だと既に記しましたに近い植物です。花色は白色とピンク色で、湾岸地域ではまだ咲き残っています。

 そのシュウメイギクの花にヨトウムシ(ヨトウガ)の幼虫が見えます。夜行性のヨトウムシをたまたま昼間に見ることができたのですが、ヨトウムシはシュウメイギクの花芽や葉が好きで、園芸上は食害がある害虫です。

 2024年に入り、自然も環境も、そして人間世界も騒然度は増加の一途をたどっていますが、人間以外の生き物の世界も似たようなものかも知れません。弱肉強食、優勝劣敗と解釈できるような現象は自然の中では自然なのだと妙に納得してしまうのも、これまた釈然としないのですが…