イペーの黄色い花

 ブラジルの国花イペーの木はサクラに似て花が咲き終ってから葉が出てくるという特徴をもち、黄色い花は一ヶ月ほども咲き続けます。別名はコガネノウゼン、キバナノウゼン、ゴールデントランペットツリーで、湾岸地域でも今花が咲いています。

 最初に沖縄に輸入されたのはアカバナイペーで、その後キバナノウゼンが輸入されました。大木になるアカバナイペーより樹高も低くて扱いやすいキバナノウゼンの方がよく植えられて一般的になり、キバナノウゼンをイペーと呼ぶようになりました。

 イペーの木は真っ直ぐに大きく伸びた柄の先に6~7cmほどの黄色い花を咲かせます。花の形は別名のゴールデントランペットツリーの名が示すように大きなラッパ状です。