イペーの黄色い花

 イペーはノウゼンカズラ科の広葉樹。イペーは南米先住民語で〈皮の厚い木〉を意味する。イペーはブラジルの国花で、サクラと同じように花が咲き終ってから、葉が出てくるという特徴があり、花は一ヶ月ほど咲き続けます。

 南米から沖縄に最初に導入されたイペーはブラジルの国花で、花はピンク。その学名はTabebuia avellanedae。次に 沖縄に導入されたのはイペーの仲間のコガネノウゼン(黄金凌霄)で、花は黄色(画像)で、学名はTabebuia chrysotricha。その後、コガネノウゼン方が、多く植えられるようになり、コガネノウゼンがイペーと呼ばれるようになりました。花の形はラッパ状で、それが別の別名ゴールデントランペットツリーの由来。