イペーの花

 湾岸地域にはイペーの木が少なくない。台場や夢の島で今花をつけている。イペーはノウゼンカズラ科の広葉樹。原産地はアルゼンチン、ブラジルなどである。ちょうど今頃が開花時期で、別名は「コガネノウゼン」、「キバナノウゼン」。英名はGolden Trumpet Treeで、花の形をそのまま表した、記述的な名前である。ソメイヨシノのように、葉が出る前に花が咲くので、とても鮮やかである。
 カトレアと並んでブラジルの国の花になっている(日本の桜と菊のようなものか)。サッカーのブラジル代表のユニフォームの黄色はこの花の色から採ったようである。

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