ジャノメエリカは南アフリカ原産のエリカです。エリカの品種は800以上存在すると言われています。南アフリカだけでなく、その他のアフリカ地域や地中海、ヨーロッパなどにも分布しています。エリカの仲間は暑さ、寒さに弱く、庭植えには不向きです。それでも、このジャノメエリカだけは例外で、温暖地では庭植えができます。そのため、湾岸地域でも今花が咲いています。早くからつぼみができ、1月頃には咲き始め、4月頃まで長い間花を楽しめます。
エリカは日本でも人気が高く、全国各地で栽培されています。もっともよく見られる品種がジャノメエリカです。花が蛇の目のように見えることからこの名で呼ばれています。手入れ次第で200cmほどまで大きく育てることも可能です。もうひとつ有名な南アフリカ産の品種が「スズランエリカ」で、スズランのような白い花が咲きますが、私はまだ見たことがありません。