シソ科のサルビアといえば、赤、白、ブルー系の花色が思い浮かびますが、黄色の花を咲かせるのがサルビア・マドレンシスです。そのため、「イエローマジェスティ」という園芸種がよく出回っています(画像)。
メキシコ原産で、花が黄色、秋咲きの大型のサルビア。メキシコでは標高1200~1500mの砂漠、または乾燥した低木地帯に生息します。萼と花序柄は黄色〜黄緑色で、腺毛があり、粘つきます。花色が珍しいだけでなく、草丈が2mくらいになることも多い大型のサルビアで、9月に入ってから咲き始め、秋の間、長く花を楽しめます(画像は12月初旬のもの)。