デージーの花

 デージーはヨーロッパや地中海沿岸を原産とするキク科ヒナギク属の一年草です。今頃からから5月上旬にかけて花を咲かせます。和名はヒナギク(雛菊)で、デージーは「太陽の目」を意味する「Day‘s eye」に由来し、別名はチョウメイギク(長命菊)、エンメイギク(延命菊)です。ヨーロッパ原産で、芝生や公園などに花が見え、昼間は開いて白く見えます。日本では園芸植物として栽培されていますが、イタリアの国花です。

 デージーの花の真ん中には黄色い筒状花が集まり、その周りを舌状花が取り囲んでいます。日本には明治時代初期に渡来し、北海道などの冷涼な地域を中心に定着しています。多くの系統、品種があり、花形や花色、性質も様々です。

*画像はデージーベリシマという園芸種

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