旺盛なキカラスウリ

 散歩中に大きな木にいくつも実がついたかのような姿を見てビックリ仰天。驚きながらも、よく見れば、キカラスウリがその木に絡みつき、枝から伸びた茎にその実がついていたのだ。なんとも旺盛な生き様にすっかり度肝を抜かれてしまった(画像)。

 湾岸地域はオリ・パラの開催で随分と空き地が減ったが、それでもまだ随分とあって、夏は雑草の天下になっている。様々な雑草が勢力を競い合っているが、そんな雑草の一つがウリ科のキカラスウリ(黄烏瓜)。

 カラスウリ(烏瓜)の葉はややザラザラしていて、角ばった部分が目立つ。花は夏の日没とともに咲きだし、翌朝にはしぼむ。その実は、最初は緑色で縦じま模様があり、次第に赤色に変わっていく。一方、キカラスウリの葉はカラスウリよりもツヤツヤしている。花は夏の日没とともに咲きだし、翌日の昼頃まで咲いている。実は最初は濃い緑色で、黄色に変わっていき、縦じま模様はない(画像)。

f:id:huukyou:20210823060315j:plain

f:id:huukyou:20210823060329j:plain

f:id:huukyou:20210823060351j:plain