フユザクラの花

 本州を原産とするバラ科の落葉高木。一般的にはヤエザクラとマメザクラが自然に交配してできたものとされ、別名はコバザクラ(小葉桜)。開花期は11月から12月と4月の年2回であるが、その間も細々と咲き続ける(画像は11月中旬のもの)。冬に咲く花芽は全体の3分の1であり、残り3分の2は春に咲く。花は一重で咲き始めは薄いピンク、後に白色になる。花の直径は3センチ前後で花弁は5枚、花柄は短く、寒気が強くなると花弁は枝に張り付くように萎む。秋に咲く花には実がならないが、春に咲く花には実がなる。

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