ダリアの花たち

 夏になればダリア、ダリアは夏らしい花の代表格で、キク科ダリア属の多年生植物。18世紀にメキシコからスペインにもたらされて以来、長い時間をかけて品種改良が行われ、多種多様な品種が生み出されてきました。日本には江戸時代にオランダ人が持ち込み、江戸時代の家々の庭先に植えられ、「天竺牡丹」と呼ばれていました。そう呼ばれたのは、花の形がボタンに似ているからでした。

 メキシコの国花daliaは昭和に入り、家庭の庭先を飾る夏の花として普及しました。ダリアは球根植物で、夏から秋にかけて開花し、大きな花輪と色鮮やかな花色と咲き方が特徴です。今年もまたそのダリアの花が咲き始めています。