2023-11-09から1日間の記事一覧

固有種と外来種の区別から諸行無常へ:A君の意見

妙高山麓は山菜宝庫。その時期が来れば、SNSは山菜の記事に溢れ、山里の恵みが次々と届けられる。外国産の野菜や果物が溢れる中で、流石に山菜は日本固有の植物だと信じられてきた。山菜は自ら山菜採りを楽しみ、食すだけなく、立派な商品として売られていて…

秋のダリアの花

キク科のダリア(Dahlia pinnata)の別名はテンジクボタン(天竺牡丹)。日本におけるダリアの栽培の歴史は長く、1841年の『百花培養集』にダリアについての最初の記載があります。 ダリアはメキシコ国花で、日本では昭和に入り、家庭の庭先を飾る夏の花とし…

ヒサカキの実

ヒサカキは常緑の小高木で、雌雄同株。神道で聖なる木とされるサカキ(榊)はホンサカキ(本榊)とも呼ばれ、西日本を中心に自生し、関東では育ちにくかった。そのためサカキの代用として使われてきたのがヒサカキです。 ヒサカキにははっきりした鋸歯があり…

シャリンバイ(車輪梅)の実

湾岸地域では排気ガスに強く、刈り込みにも耐えるバラ科のマルバシャリンバイとシャリンバイが公園や歩道にたくさん植えられ、地域の風景の主要要素になっている。ウメに似た花の開花は4月に始まり、今は緑の実が随分と紫に変わり始めている。葉が枝先に車輪…