プルモナリアの花

 プルモナリアはムラサキ科プルモナリア属の多年草で、原産地はヨーロッパからアジアです。14種類ほどの原種があり、現在は多くの園芸品種がつくられています。開花時期は3~5月で、葉の付け根に集散花序をつけ、1~3㎝程度の小さな花を咲かせます。属名は白いスポットの入る葉が肺臓を思わせることから、ラテン語で肺を意味するPulmonarisにちなんだもので、和名も「ハイムラサキ」です。

 最初の二枚の画像は園芸品種のプルモナリア「ロイ・デビッドソン」で、ピンクの花が淡いラベンダー色に変化する移ろい咲きです。