レウィシア・コチレドンの花たち

 多肉植物のレウィシア・コチレドン(学名 Lewisia cotyledon、和名は岩花火(いわはなび))は北アメリカの西部、カナダのブリティッシュコロンビア州からカリフォルニア州にかけて分布しています。自生地のロッキー山脈付近の平均最低気温は約-10℃ですから、寒さにはめっぽう強い植物です。レウィシアはスベリヒユ科レウィシア属の多年草で、乾燥した崖や砂礫地の岩場に生えます。良い香りがあり、花も見事です。葉は肉厚で細長い舌状で艶があり、ロゼット状になっています。

 花期は春から夏。茎の根元から花茎を10~30cmほど伸ばし、よく枝分かれして先に多くの花が咲きます。花弁が7~13枚で、それぞれが1.5~2cm、花色はピンク、オレンジ色、黄色などで、さらに白とのストライプ柄もあるようです。