プリムラ・マラコイデスの花

 サクラソウ属の植物は500~600種があるとされており、プリムラ・マラコイデスは観賞価値の高いものの一つです。プリムラ・マラコイデスは中国の雲南省原産の一年草です。株全体に白い粉がつくことから、ケショウザクラ(化粧桜)という和名がついています。

 暑さに弱いので、6月から7月もしくは9月にタネをまいて、翌年の早春からの花を楽しみます。小輪品種(画像のように花の小さい系統)と大輪品種に大別できます。

 ロゼット状の株から花茎を伸ばし、花は小さいのですが、よく見ると一つ一つの花はしっかりした形をしています。葉はしわっぽく白い細かい毛がたくさん生えています。全体的な印象は優しげで、本来の花期は春ですが、促成栽培されたものが晩秋から出回ります(画像)。

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