ピラカンサのユニークな赤い実

 タチバナモドキ、カザンデマリ、トキワサンザシは、いずれもバラ科タチバナモドキ属に属し、総称としてピラカンサと呼ばれています。正直なところ、私にはそれらの見極めができません。三つは棘があり、葉が長楕円形であるなど、とてもよく似ています。ピラカンサは生け垣や鉢植えとして栽培される常緑低木で、まとめてピラカンサと呼ばれています。湾岸地域でもよく見かけます。春に開花する花は白色で観賞価値が高く、秋、冬には美しい実がつき、葉は濃緑色で光沢があります。

 アオキの輝くような赤い実がユニークな個体であるのと同じように、ピラカンサの赤い実も私にはユニークな個体なのです。それが正確になんと呼ばれているか特定できなくても…画像の赤い実はどのような可能世界でも同じ赤い実であることが個体としての赤い実の特徴です。とはいえ、赤い実はここでは画像に過ぎないのですが…