サンタンカの花

 サンタンカはアカネ科の低木。赤い花を多数まとめてつけ、とても美しい。マレーシアやインドネシアなどの熱帯に自生する。沖縄には江戸中期に移入され、沖縄と九州の一部では野生化している。

 濃緑の葉と鮮やかな赤やオレンジの小花の取り合わせが熱帯の花木らしいエキゾチックな印象を与える。小さな花が集まり、全体で見ると丸みを帯びた花序になる。画像の花色は赤だが、オレンジや黄色などもある。半日陰に強く、やや湿った環境でも育つので、室内鉢花や半日陰の夏花壇にも用いられるようになった。

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