6月に入り、湾岸地域には多くの花が咲いている。今年特に目立つ花がムラサキカタバミ(紫片喰、紫酢漿草)で、あちこちに咲き乱れ、緑の中で薄紫色の斑点を生み出している。ムラサキカタバミの別名はキキョウカタバミ(桔梗片喰)で、南アメリカ原産。江戸時代末期に観賞用として導入され、日本に広く帰化している。黄色のカタバミ、色の濃いイモカタバミと比べても見栄えがいい(画像)。
*カタバミはカタバミ科カタバミ属、ハナカタバミ(オキザリス・ボーウィー)はカタバミ科オキザリス属。種で増え、小さな花が咲くのがカタバミ、球根で増え、大きな花が咲くのがハナカタバミ。