オオモクゲンジ(大木欒子)は中国原産で、ムクロジ科モクゲンジ属の落葉広葉高木です。別名はフクロミモクゲンジ(袋実木欒子)で、実が膨らんだ三室の袋状だからです。モクゲンジより葉が大きいことから名前がつきました。本州中部以西に自生し、夏から秋にかけて、枝に黄色の小花を横向きに多数咲かせますが、ちょうど今が満開で、何とも見事な咲き振りです(画像)。ほんの僅かですが、袋状の実もつき出していました。
とても大きくなる木で、高さ20mほどになります。オオモクゲンジが9月頃に花を沢山付けるのに対して、モクゲンジは7月頃に花を付けます。滅多に見ない木ですが、画像は台場にある木で、この木の横にはモクゲンジがありますが、緑の葉しか見ることができませんでした。