バイカウツギ (梅花空木)の花

 アジサイ科のバイカウツギの別名はサツマウツギで、名前の由来はウメに似た花を咲かせることから。本州、四国及び九州の山地に自生するウツギの近縁種。開花はアジサイと同じ5~6月頃で、枝先から伸びた花序に直径3センチ弱の白い花が5~10輪単位でフワッと咲く。花弁は4枚で雄蕊は20本ほど。花柱の先が4つに分かれるのが大きな特徴で、花には微香がある。

 花の後には実ができ、9~10月頃になると灰緑色に熟す。これを蒔けば、比較的容易に増やすことができる。また、切り枝を挿し木することで繁殖することも可能。バイカウツギは古くから庭木や生け花の花材として親しまれている。

 ところで、バイカウツギは「梅花空木」で、花のかたちが梅に似ているウツギという意味。ウツギは茎の中が空洞になっていてそこから「空(うつろ)な木」→「空木(うつぎ)」となったと言われている。だから、バイカウツギは「梅に似た花を咲かせる茎が空洞になっている木」。

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