キク科のマーガレットは一年草で、学名はChrysanthemum carinatum。モロッコが原産だとされていて、シュンギクの近縁種です。明治時代に日本に渡来しました。ギリシャ語の「マルガリーテ(真珠)」に由来した名前で、花色は白やピンクなどです。
画像は「サワーリップル」と呼ばれる園芸種で、静岡県が育種した鉢植え・花壇用のマーガレットです。サワーリップルは白い花弁に黄色い一重咲きで、もっともマーガレットらしい品種。丈夫で育てやすく、春一番に開花する早咲きタイプ。
マーガレットはノースポールより大型で、本来のモクシュンギク(木春菊)と近縁種を交配させた園芸品種です。マーガレットの開花期は長く、他の花との相性も良いことから、人気の高い園芸植物になっています。