マーガレットの花

 最初の二枚の画像は「風恋香(ふうれんか)」と呼ばれるマーガレットで、サンデーリップル(次の二枚の画像)とハナワギクの交配種。ラベンダーがもつ芳香成分を花に含み、ラベンダーとは別の甘い香りをもつ品種です。とはいえ、花はよく似ていて、私にはほとんど区別ができません。

 マーガレットはキク科キク属の一年草で、学名は Chrysanthemum carinatum。モロッコが原産だと考えられていて、シュンギクの近縁種です。明治時代に日本に渡来しました。ギリシャ語の「マルガリーテ(真珠)」に由来した名前で、花色は、白やピンクなどです。

 マーガレットはノースポール(最後の画像)より大型で、本来のモクシュンギク(木春菊、何年も育てると、常緑性低木となる)の園芸品種、モクシュンギクと近縁種を交配させた園芸品種です。マーガレットの開花期は11月頃から5月頃と長く、他の花との相性も良いことから、人気の高い園芸植物になっています。

マーガレット風恋香

マーガレット風恋香

マーガレットサンデーリップル

マーガレットサンデーリップル

ノースポール