ハルシャギクの花

 キク科コスモス属のオオハルシャギク、つまりコスモスに対して、ハルシャギクはキク科ハルシャギク属の多年草。北アメリカ南部原産で、別名ジャノメソウ。葉は羽状複葉で、茎の上部に直径約4㎝の頭花を多数つけます。花は黄金色で基部は赤褐色(画像)。和名はペルシャ菊の意味でも、ペルシャが原産ではなく、北米や熱帯アフリカに約100種が知られています。

 ハルシャギクの花期は夏。秋に芽生えた苗はロゼット状になって冬を越し、春になると高さ60㎝ほどになります。明治初期に渡来。強健なため、各地で野生化しています。