二つのコスモスについての知ったかぶり

 キク科コスモス属のコスモスの和名は「アキザクラ」、「オオハルシャギク」です。一方、キバナコスモスはやはりキク科コスモス属ですが、種が異なります。原産地は共にメキシコです。

 コスモスの日本への渡来は1896(明治29)年で、草丈が2〜3mになって分枝し、葉の形は羽状に切れこみ、線形になります。キバナコスモスは大正初期に渡来し、草丈は1〜2mでよく分枝し、やや横に広がります。花の色は黄色や橙色でしたが、より濃色の赤色系品種も出ています。

*最初の二枚の画像がコスモス、残りの二枚がキバナコスモスで、コスモスの花には多くの昆虫が集まります。