アマリリス

 アマリリスは真っ直ぐな太い茎に、大きな花を咲かせます。アマリリスヒガンバナ科の植物の総称で、原産は中南米西インド諸島。アマリリスは人気があり、多くの園芸品種がつくられてきました。地中に鱗茎をつくる多年草で、その花はユリに似て、六弁の大きい花です。花の色は白・赤・薄紅・淡黄など様々。日本には江戸時代末期に渡来。

 そのアマリリスの花が今年も開き出していて、確かに冬の花壇を一変するような迫力をもっています。アマリリスヒガンバナ科の他の植物と比べると、繊細さはなくても、力強く、肉感的でさえあります。とはいえ、ヒガンバナ科ですから、球根などにリコリンを含み、有毒です。