アマリリスはヒガンバナ科の多年草、ユリはユリ科の多年草です。アマリリスの原種は中南米・西インド諸島に約90種があり、数百種類の園芸品種があります。アマリリスは地中に鱗茎を形成する多年草で、初夏にユリに似た基本的に六弁の大きい花を2 - 4個つけます。花の色は白・赤・薄紅・淡黄など。
アマリリスとユリは花だけ見ると、形状がよく似ていて、区別がつきにくいのですが、その大きな違いは葉です。アマリリスの葉は地下にある鱗茎から葉が数枚出ていますが、ユリの葉は地上に伸びている茎から出ています。
アマリリスは18世紀初頭に南米からヨーロッパに移入され、その後原産地から様々な原種が発見・導入されると同時に様々な園芸品種が生み出されました。
*アマリリスとユリの花を画像で比較してみて下さい。ユリ(最後の画像)はスカシユリと思われます。