コトネアスターの花

 コトネアスターは中国原産で、枝がアーチ状に伸びる。「コトネアスター」はベニシタン(紅紫檀Cotoneaster horizontalis)の別名としても使われるが、シャリントウ属の総称でもある。春には紅色〜白色の花がたくさん咲き、秋には横に広がる枝に小さな葉と赤い実が無数につく。ピラカンサの仲間に似ているが、枝に刺がなく、葉に鋸歯がない。

 秋から赤く色づくコトネアスターの実は魅力的である。暑さ寒さに強く、夏は緑葉が、冬は赤い実が花壇を彩る。今コトネアスターの白い花が咲き誇っている。